2年と少しぶりに帰省した。埼玉のダンナの実家だ。
自身はUターンしているため、実家も、
行こうと思えばすぐ行ける距離にある。
ダンナはIターン。
都会と田舎の違いはあれど、
私が18で上京した時と同じような状況ということだ。
Uターンして5年半。
コロナ禍で帰省できずに2年。
その間に忘れてしまっていた感覚を思い出した。
久々に(オンラインでなく)リアルで会えた嬉しさ。
そこからだんだんに、
離れていると見えないところ、
普段忙しい日々で思い至らないところ、
良くも悪くも、見えてくる。
新幹線で2時間半なんて、すぐだけど、
家族なのにどうして一緒に住んでないんだっけ?
そんな、変な感覚にすら陥る。
そして、これは誰もが感じたことがあるであろう。
帰省から(もしくは旅行から)戻ってきた時の
「また日常がはじまるなぁ」という気持ち。
これが、東京で暮らしていた時は、
「またここに戻ってきちゃったなぁ」
だった。
***
どうして岩手で暮らしているんだっけ?
自分は何がしたいんだっけ?
結局はこういう話である。
(もう既に日常に流されそうになってはいるが)
改めて振り返るいい機会になった。
そして家族への感謝を忘れないようにしたい。
余談になるが、
義妹に「Iターンってなぁに?」と聞かれて説明したところ、
「ターンじゃないじゃん」という反応! たしかに(笑)
Uターンに倣ってできた言葉だからですね~
ちなみに、Iターンは都会から田舎へ
というニュアンスがあるので、
上京は含まれないようだ。
Uターン
地方から都市部へ移住した者が再び地方の生まれ故郷に戻ること。
Iターン
出身地とは別の地方に移り住む、特に都市部から田舎に移り住むこと。
Jターン
地方から大都市へ移住した者が、生まれ故郷の近くの地方大都市圏や中規模な都市に戻り定住すること。
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